スォスォ。Lem-Meiです。
今回で双子編の総集編も終わりです。
黒薔薇編の総集編についてはどうしましょうかね、まだ途中で止まっているので少し考えるとします。
丁度PCも復旧直前まで来ましたからね。
……と思っていたら起動できなかったので、まだまだ時間かかりそうです。
一体何を修理したというのか。
前回までの『麗しやローズの家 総集編』
【注意】この記事は総集編ですので、シムのムードレットを無視したプレイヤー視点での脚色や時系列の入れ替えが普段よりも多めに混ざっています。その点ご留意ください。
↓直前の回はこちら↓
青薔薇ちゃんことローズ・ブラウの家に、ある日突然マッケンジー・ハリーというシムがやってきました。
話してみると、どうやら彼は青薔薇ちゃん同様音楽が好きとのこと。
波長が合った二人は友人となり、青薔薇ちゃんは、自身のクラブ「圧倒的不協和音」に彼を招待しました。
友達がどんどん増えますね。
その青薔薇ちゃんのソウルメイトであるユキは、収穫祭の日に大人へ成長。
家族みんなのお祝いを受けました。
大人になってからのユキといえば、娘を叱ったり反省を促したり、
何か不満を聞いたり。
今まで部屋に籠ってずっとゲームばかりだったのが、急に母親っぽくなってきました。
しかし仕事はちゃんとこなしています。
この頃、彼女はついにゲーマーの頂点に立ち、ネットでも63800人以上というとんでもない数のファンを手にしたそうなのです。
彼女の人生、今後も目が離せません。
その一方、娘のメランとグエンは相も変わらず対立中。
のんきな義妹のトニーも、最近はグエンの癇癪爆発に頻繁に巻き込まれるようになりました。
子供に任せるのも仕方がないとはいえ、緩衝材の筈のトニーを挟んでこの始末。
はてさて、この先どうなりますことやら。
グエンには、少し頭を落ち着く時間が必要かもしれませんね。
- 前回までの『麗しやローズの家 総集編』
- 登場シム紹介
- そろそろ頭を冷やす時
- 更に圧倒的
- 悲しそうなキャンディー
- 人生短い和解も近い
- メランとグエン
- 暮れ
- 仲直り
- メランの決定
- いつまでも仲間
- ローズ魂 継承
- 木漏れ日が降るあの山へ
登場シム紹介
ローズ家
双子
ローズ・メラン
年齢:子供→ティーン
願望:天才芸術家→???
特質:意地悪/???/???
幼児特質:幸せな幼児
グエンより先に生まれたほう。
爆弾グエンに対し自分から距離を取ることを学び、そのお陰で今回一気に和解に向かっていきます。
そして最後、新主人公として新天地へ旅立ちます。
ベーア・グエン
年齢:子供→ティーン
願望:青年実業家→???
特質:外交的/???/???
幼児特質:スーパー幼児
メランの次に生まれたほう。
にっくきメランと居合わせる回数が減り、他のことを考える余裕ができたのかようやく落ち着き始めます。
地味に今回で(片割れではありましたが)主人公卒業です。
その他
ローズ・ブラウ(青薔薇ちゃん)
年齢:大人
願望:最高に幸せな家族/釣り師/途方もないお金持ち など
特質:アウトドア好き/仲間好き/音楽好き/思想家
購入特質:クリエイティブな先見者/倹約家/学者/指導者/高速掃除人/ジム好き/鋭い観察力
報酬特質:仲間/釣り師の平常心
性格:芸術家/恋愛主義者
職業:フラワーデザイナー
クラブ:ガーデン・ノーム/圧倒的不協和音(リーダー)
オリジナルシム。親しみを込めて「青薔薇ちゃん」と呼んでいます。
メランの成長に伴い、彼女の物語も一つの節目を迎えます。
仲間割れから他者との好みの衝突を恐れつつ、 それでも誰かといることを好み、ユキちゃんと出会って親友そしてソウルメイトになり、やがて自信を取り戻し、かつて自分が恐れた音楽仲間を再び作り、ユキちゃんとの間にできた娘の一人は不和を解消し、学生になって独り立ち――。
彼女も今回で主人公卒業です。
ベーア・ユキ
年齢:大人
願望:最高に幸せな家族
特質:オタク/一匹狼/家族志向/早分かり
購入特質:高速掃除人/夜型のシム
報酬特質:ウェブマスター
性格:探究者/傍観者
職業:Eスポーツゲーマー
クラブ:庭園騎士団/アバンギャルド
我らがユキちゃん。
青薔薇ちゃんのソウルメイトです。
もうすっかりローズ家のお母さんです。
大人になったとはいえまだまだまだ元気。
ローズ・アンソニア・“トニー”
年齢:子供
願望:社交家
特質:クリエイティブ
ローズ家養女。双子の義妹。
アンソニアでは地味に打ちづらいので、短く「トニー」と呼びます。
悪い言い方をすれば緩衝材だったわけですが、お陰でメランとグエンは色々救われたんじゃあないかなあと思ってます。
あと散らかし癖は治らない。
知り合いと友人
パールマ家
パールマ(ベーア)・キャンディー
年齢:大人
特質:外交的/陽気/音楽好き
性格:純粋無垢/道化師
クラブ:スピン・マスター(リーダー)/圧倒的不協和音
ユキ憧れのお姉ちゃんで青薔薇ちゃんの友達。
いつまでも素敵なお義姉ちゃんです。
パールマ・カウコ
年齢:大人
特質:恋愛下手/陽気/家族志向
性格:探究者
キャンディーの夫。
この頃に大人になっていたようですが、詳しい時期は不明。
パールマ・ジェラルディーン
年齢:ティーン
特質:怠け者/善人
性格:純粋無垢
キャンディーとカウコの養女。
善人の特質に相応しい明るく良い子です。
笑顔が素敵。
パールマ・ジーン
年齢:ティーン
特質:善人/ロマンチック
性格:???
クラブ:パワーハウス
パールマ家の養女二人目。
結局本編でジムにいたくだりはカットしました。
クラブ「圧倒的不協和音」
ブローサ(ビョルグソン)・ソフィア
年齢:大人
特質:音楽好き/陽気/盗み癖
性格:芸術家/純粋無垢
クラブ:圧倒的不協和音
ローズ家のお隣さんで友達。
ギターの名人です。
音楽面では青薔薇ちゃん一のお友達なんじゃないかなあと。
ビジャレアル(ウハ)・パカア
年齢:大人
特質:マヌケ/音楽好き/海の子
性格:純粋無垢/道化師
クラブ:圧倒的不協和音
青薔薇ちゃんのご近所さんで友達。
バイオリンと歌がお上手。
彼もまた笑顔素敵族。
いっつも楽しそうですものねえ。
マッケンジー・ハリー
年齢:大人
特質:大食い/アクティブ/音楽好き
性格:???
クラブ:圧倒的不協和音
ある時ローズ家に訪ねてきたシム。
すっかりクラブにも馴染みました。
その他
ンガタ(イレス)・レイラ
年齢:大人
特質:不器用
性格:芸術家/道化師
青薔薇ちゃんの初めての交流相手。
かなり久々の御登場です。
ゴス・ベラ
年齢:大人
特質:家族志向/ロマンチック
性格:純粋無垢/奉仕者
職業:秘密諜報員
皆さん御存じゴス家の妻。
青薔薇ちゃんの友達です。
モティマー氏を亡くして現在は別の人とご結婚されたそう。
五人目も生まれたとか。
ル・シエン・ホワキン
年齢:大人
特質:マヌケ
性格:道化師/恋愛主義者
クラブ:スピン・マスター
我らがホワキン。
はい来たこれで我々の勝ち。
そろそろ頭を冷やす時
敵センサーに反応あり
前回終了時から少し時間を戻しまして、パーティの直前。
一度廊下でユキちゃんとすれ違っておきながらまだ彼女が機械部屋にいると思っているグエンが部屋に現れました。
ここにはメランもいます。
当然グエンは緊張状態になり、癇癪爆発。
青薔薇ちゃんもゲームしながらピリピリしはじめています。
青「グエン、今のは流石に意味不明よ。メランとすれ違うだけでそうなるんだったらちょこまか動いてないで部屋に入ってなさいよ」
グ「なんでよ! あいつが部屋にいるのが悪いのに!!」
青「そういうこと言わない!」
お祝いの席でもキレ散らしてます。
ほーら従姉二人が引いてますよ?
しかも、ジェラルディーンに至ってはこの行動が挟まれたせいでケーキが取れなかったじゃあないですか。
こればっかりはメランが近くにいたとかいないとか関係なく、グエンが一方的に悪いです。
封印
結局、冬祭りの時と同じように、部屋に閉じ込めることにしました。
すまんね、でもメランのほうはピリピリしても爆発しない以上きみをこうするしかないんだわ。
「ぬ゛ううううううう!! ん゛ううううううう!! う゛ううううううう!!」(麒麟信長)
ほうらそうやって怒ってるといよいよ幼児にしか見えなくなってきますよ。
困った子。
パーティ終了後、一度部屋の鍵を外したものの廊下で散らかし始めたため、今度は明確な“罰”として「学校以外で他人と関わること」を禁止とし、再び部屋に戻らせました。
なおトニーもやらかしていた様子。
こちらは他に悪いことはしていないのでその場で反省させました。
青「メラン、ママはもう誰かを贔屓したりするつもりは無いけど言わせて。あんた今日は偉かったねえ」
メ「え? 何もしてないけど?」
青「何もしてないから偉いのよ」
メ「どゆこと……?」
青「そのうち分かるよきっと」
お疲れさん青薔薇ちゃん。
外の世界
学校が終わり、姉妹帰宅。
横に既にピリピリしているのがいるのと、それでなくても精神的にボロボロなメラン。
避難も兼ねてひとりで外へ出かけることにしました。
当初ひとりで公園にいたメランですが、途中で青薔薇ちゃんが合流し、その青薔薇ちゃんがハリーからナイトクラブに誘われたため、
いっそメランも同行させることにしました。
この謎ダンス。
可愛いは可愛いんですが、じっくり見てるとその内変に思えてきますよねこれ。面白い。
帰宅。
陽気になってますね。楽しめたようでなにより。
……なんでそんなムードレットぐちゃぐちゃなのきみ。
風邪
おっと?
メランがご飯を食べてお腹いっぱいになったと思っていたら、なんかフラフラし始めました。
風邪かな。お薬飲んで少し休みましょうね。
一方こちら、何もしてないのにトニーに怒鳴りつけるグエン。
この子もホント情緒不安定だなあ……。
この家にいて双子の悪いところがうつったのでしょうか。
トニーも侮辱で返します。良くないぞ。
ト「なによグエン義姉ちゃんだって蟹ヅラのくせに!」
グ「えっ蟹ヅラ!?」
うつったのは悪いところじゃなくて風邪!
もう冬ですからねえ。季節の変わり目でやられたのでしょう。
ほら二人とも休んでください。
※因みに喧嘩のことは後でユキちゃんがしっかりと叱っておきました。
雪遊び
グエンとトニーが雪合戦を始めました。
今は甘えたい年頃なのであれですが、この頃になるとメランがいなければそれなりに穏やかという風になってきました。
トニーの一級が直撃ィー!
グエン選手倒れました!
こいつ煽りよる。
終わったら二人で雪だるま作り。
楽しそう。
出来上がった雪だるまとおしゃべり。
うぅ~ん。冬の間のお友達って感じがして良いですね!
この子が何のマイナスムードも持たずに幸せにしているところなんて珍しいです。
そしてそれをまだグエンが満足しているうちにぶっ壊すメラン。
これだよ!
こういうのでいいんだよこの子は!
それぞれの過ごし方
そういえば、この頃はメランが音楽に興味を示しているようなんですよね。
自分で弾いたり、
青薔薇ちゃんの演奏を聴いたり。
まあのちの黒薔薇編では全くそういうことはしていないのですが、一応彼女も音楽家の血が流れているのがわかりますね。
現在家の中で唯一悪いメモリーを抱えるメランは、グエンやトニーとは少し距離を取って過ごしています。
まあ、変に突っかかるよりは良いですよ。
キャンディー伯母さんもいますし、グエンやトニーでなくてもお喋りできるシムは沢山います。
例えば学校の同級生とかね。
この彼が陰気ゆえに悲しそうにしているので、メランは部屋で一緒に話して元気づけようとしています。優しいですねえ。
でもお二人さん、一ついいでしょうか。そこは、グエンの部屋です。
グエンとトニー。
雪合戦以来なんかしょっちゅう二人で楽しそうにしています。
メランが自主的に距離を置くようになってから、やはりグエンも明るくなってきているように思えます。
その影響か、グエンのメランへの態度も次第に軟化。
なんとなーく二人の仲も穏やかになったような気がします。
ゲージの赤も少し減りましたし。
これは何かもう一押しあれば完全に和解できそうですね。
更に圧倒的
ハ「やあキャンディー。DJが凄いって青薔薇ちゃんから聞いたけど、本当かい?」
キ「ホントよ~。機械音楽なら負けないわ」
ハ「みんな凄いなあ。青薔薇ちゃんはピアノ、キャンディーはDJ、ソフィアはギターでパカアはバイオリン……。僕も何か出来ることないかな」
ユ「歌えば?」
ハ「歌かあ。いいね」
あーバイオリン手にしちゃった。よりによって。
キャンディーの演奏も合わさってパカアの歌声が台無しですよ。いい声で歌うんですよー彼。
おう、次はピアノを弾き始めました。
そうそう。色々やってみればいいんです。
青薔薇ちゃんは熱唱中。
パ「キャンディーバイオリン上手くなってるぅ!」
ハ「いいなあ。僕も上手くならないとなあ」
パ「だいじょぶだいじょぶ! ちょっと触ってれば上手くなるよ!」
青「なんか今日楽しそうねパカア」
ソ「今度またパパになるから舞い上がってんでしょ」
青「じゃあパパパカアかあ。あ、いや、二人目だからパパパパパカア?」
ハ「なんかパワーでゴリ押ししそうだね」
ソ「パパパッパッパッパパゥワ」
パ「ドォン!!」
キ「(うるさ)」
悲しそうなキャンディー
キャンディーに誘われて訪ねてみると、何やら悲しそうな顔をしていました。
ここ最近ご老人の旅立ちが多いので、多分そういうことなのでしょう。
ユ「お姉ちゃん元気出して? また誰か亡くしたの?」
キ「うん……そんなとこ……」
ユ「もー友達いっぱいだとこれだから困るわ」
カ「やめたげよ?」
楽しそうにハイタッチするパールマ義姉妹。
ジーンはティーンになってから引き取られましたし、姉妹というより感覚的には一緒に住んでる友達ですよね。
二人とも善人特質持ち。
次の日も呼ばれました。
ユキちゃんと一緒に居たいのね。そうですよね姉妹だもんね……。
ずっとこの調子です。
流石に少し心配になります。
ジ「叔母さん、ゲーム配信やってるでしょ」
ユ「あんたも知ってんのー? 身バレしまくりじゃんもーダメだこりゃ」
ジ「ジーンから聞いて知った。暇な時寝っ転がって見てるよ」
いい顔しますねジェラルディーン。
人生短い和解も近い
ボールを相手のゴールにボールを相手のゴールにゴールにゴールにシュウウゥーッ!!(以下略)
学校はお休み。
そんでもって雪がこんなに積もってます。
なら遊ぶしかありませんよね!
あ! いもうとの
アンソニアが 飛び出してきた!
「ぶぇあ!」
流石はメランと言ったところでしょうか。雪玉が当たる当たる。
トニーも負けじと雪玉を投げますが残念、ふわっと落ちました。
更にそこへなんとグエン参戦!
三人で雪合戦開始ィーッ!!
グ「んぶぐっ!」
おおーっとグエン選手またアンソニア選手の玉が顔面に直撃ぃ!
前回同様倒れ込みます!!
メ「ほら二人ともかかって来な」
グ「容赦しないよー? やってやろトニー」
ト「わかった!」
グ「いやまた私かァーーい!!」
メ(なにしてんのあの二人)
メ「とりゃ! ……あっ」
ト「だぁーっはっは! 外れてやんの!!」
メ「じゃ今度はこっち!!」
グ「ぶぇあ!」
メ「ンッッップッフッフッフッフ! だっさ! 全部命中してんの!」
グ「もう! 当てるほうが悪いのよ!」
メ「もぃっぱーつ」
グ「んでぁ!!」
メ「トニーお前もっ!」
ト「フン! そんなんじゃ届かないね~!」
メ「なんであんたには当たんないのさ」
グ「んもぉー! 痛い!!」
楽しそうでなにより。
二つの家族
まだ悲しさを引き摺っている(ちょっと長くないですか?)キャンディーに御呼ばれしたので、ならいっそとローズ家全員で訪れました。
青「スラァ。ジェラルディーンもジーンも元気?」
ジェ/ジ「元気元気!」
青「ねえジーンその服装寒くない?」
ジ「滅茶苦茶寒い」
ジェ「着替えなよwww」
青「うちのメランなんか寒くなくてもコート着てるのよ~。真逆ね」
メ「恰好いいからねーコート」
キ「ねえユキ、あんたこないだ――」
ユ「あ、うん。そうだよ」
キ「まだ何も言ってないでしょ」
ユ「ゲーム配信の話じゃないの?」
キ「そうじゃなくて。あんた私にネトストしてたでしょ」
ユ「うわ懐かし。……うん、してたよ?」
カ「え? さらっととんでもない話しないでくれよ二人とも」
キ「私相手だから許したけど、他の人にやっちゃだめだからね?」
ユ「はいはい。だいじょーぶ。お姉ちゃんとブラウ以外にそこまでする価値なんてないよ」
キ「子供の前だぞー言葉は選びなさい?」
グ「ママ子供みたい」
キ「子供よーこの子はいつまでも」
おーーーーい
トニイイィィィーーーーーーッ!!
青「ここ他人ん家! んもやめなさいっていつも言ってるでしょそれ!」
ト「ごめんなさいって!」
青「謝って許されるのはウチの中だけね!?」
双子はこんな感じ。
メランのほうはまだ若干グエンがおっかないようですが、このときはジョークを言い合って楽しんでいます。
これは和解も近いですね。
メランとグエン
爆発ダメージ減少後
メランは今日も日記に向かっています。
特に悪い感情があるわけでもないのに書く辺り、本当に日記の鬼になってきました。
一見問題などなさそうな三姉妹。
でもよく見てください、グエンはメランに意地悪を仕掛けようとしています。
もうどっちが意地悪だか分かりませんねこれ。
グ「ウゥー! ガァー! ルウウゥウウウゥウウウゥウウウゥ!!」
あーあ怒鳴っちゃった。思い出したようにこうなるんですよねえ。
しかし、すぐ後には面白い話をしていましたよ。
喧嘩にならない辺り、やはり確実に距離が縮まっているようです。
あともう一息かな?
朝食の時間。双子は絶賛論争中です。
議題は「学校について」。
勝者はメラン。
なんか、喧嘩以外でも強くなってきているような。
青「最近メランとはどうなの? 仲悪いふうには見えないけど」
グ「もうなんか分かんない。いっつも喧嘩ってわけじゃないけど、私のほうが意地悪なんじゃないかって思えてきた」
青「謝る気になった?」
グ「う~んそれはまだ……」
青「メランが謝ったらあなたもするってママと約束したでしょ? すぐじゃなくていいけど、ちゃんと守ってよ?」
グ「分かってる」
再び三人で雪合戦
今日は冬祭り前日。
今回はツリーを出すことにしました。
学校から帰った子供たちは雪合戦。
グエンの玉がメランの顔に直撃!
またしても直撃!
前回やられっぱなしだったのが悔しかったのでしょうか、腕を上げましたねグエン。
出来ましたー冬祭りツリー!
今のローズ家のテーマカラーは青ですので、飾りも青色系で統一。
素晴らしいです。美しい。
グ「あんた明日何貰えると思う?」
メ「さあね? 私悪い子だからロクなもん貰えないと思う。グエンは?」
グ「あんたが悪い子じゃ私も悪い子だわ。多分おんなじ」
メ「じゃあいいもん貰えるのはトニーだけかあ」
まさかカメラを向けたらこの二人が同じベッドに座って穏やかに話してるとは思わなんだ……。
微妙に納得がいかない
冬祭り当日です!
ツリーの下にはユキちゃんから子供たちへのプレゼントが置いてあります。
グエンには土の塊。
トニーにはクマのぬいぐるみ。
んでもってメランには……
ニンジン。
ニンジンです。そりゃないよユキちゃ~ん。
もうこの子は普通にご飯食べられるんですよ? 今更野菜やら果物やらなんて要りませんよ。
プレゼントがニンジンだったことには流石に落胆したメランでしたが、やはりここでも日記を書くことで落ち着かせました。
日記強い。
ユ「グエンは日記書かないの?」
グ「宿題もあるのに日記なんてやってられないよ」
ユ「それもそうね~」
青「そういえばメランはちゃんと宿題やってるの?」
メ「やってないよ?」
ト「だからニンジンしかもらえないんだよ」
メ「は?」
青「ニンジンは栄養豊富な素晴らしい食べ物だが?」
ユ「なんでトニーが責められてんのよ」
ファーザーウィンターがやってきました。
彼からもプレゼントをもらいましょう。
グエンはファーザーウィンターから「魔法少年スターターキット」なるものをもらいました。
早い話、子供用の実験セットです。
メランが貰ったのはタイニーティーチャー入れ子ブロック。
特に効果も無いただの装飾品です。多分。それか幼児用?
トニーにはシャボン液。
まあ、この子には丁度良いかな。
これが例のキットですか。
とんでもないもの貰いましたねえグエン。
土の塊といい、皆グエンをどうしたいんです?
暮れ
もうすぐ三年目も終わりです。
ト「お義姉ちゃんたち最近喧嘩しないね」
メ「もうそんな歳じゃないでしょ~流石に」
グ「歳つっても子供じゃんまだ」
メ「でももうすぐ高校生だよ? ねえ、この際喧嘩も卒業しようよ」
グ「ん~考えてもいい」
なんと超久々にレイラさんがご登場。
総集編では#1のハウスパーティ以来では?
青「もしかして、またインスピレーションが欲しくなっちゃったんですか?」
レ「そうなのよ~! そしたらまた見たことが無い建物があるじゃない。前の家はどうしたのかな~と思ってノックしてみたらあなたが出てきてびっくりしたわ!」
青「いや私もビックリ……」
私も。
レ「随分と変わったわねえこの家」
青「子供が出来たり、もう一人引き取ったり、色々ありましたからね~」
レ「へえお子さんがいるの」
青「もうすぐ帰ってきますよ」
なお、この日は青薔薇ちゃんたちの結婚記念日でしたので、ロマンチックガーデンでデートをさせました。
誰だよ噴水に石鹸入れたの。
仲直り
メ「はあ。グエン、私ら最近一緒に遊んでるけど、喧嘩自体は終わってないじゃん? 結局いつまで続けんのさ。もう疲れたよ、大晦日だしやめよう?」
グ「じゃあそっちからやめれば? 『ごめんなさい』、教わらなかった?」
メ「ごめんなさいであんたがやめようとしなかったから今こうなってんでしょ?」
ト「ねえメラン義姉ちゃんもこんなに言ってんだし、そろそろ許してやったら?」
メ「グエン、ごめんなさい。これでいい?」
グ「誠意が足りない」
メ「何が誠意よ怒りんぼ」
メ「だ痛いって!!」
グ「やめてほしかったら謝んなさい! 私からママを奪ったこと!」
メ「それ謝れることじゃないでしょうが! 奪ってないし!」
グ「グエッ!」
グ「じゃあどうしろってのよ私に!! もーーーー!!」
ト「あのさグエン義姉ちゃん、そうやってなるのやめよ? メラン義姉ちゃんだけじゃなくて皆嫌な気分になるから。まず鏡見て落ち着けてからさ、ちゃんと話そ?」
鏡で自分と向き合い、落ち着く努力をするグエン。
古典的ですが、結局これが一番効くんですよね。私も何度かお世話になり……ませんことも御座いますが。
グエンには効いたようですよ。さっきまでの緊張や怒りは全て消えていきました。
グエンの機嫌直しも間に合いまして、家族五人でシシュウビィ。
「オーゥ! フリーバズゥー!!」
新年おめでとう!!
喧嘩ばかりだった三年目が今終わりました。
メ「グエン、あんたの怒りは分かった。分かって私にはどうしようもできないことだけどさ……そういうの知らないで酷いこと言ったりしたのは……その、ごめんね?」
グ「……」
グ「はあ……わかった。いいよ。許したげる。私も悪かったから。ごめん」
って邪魔ーーーーー!!
なんでそのタイミングでそれ出んの邪魔ーーーーー!!
メランの決定
グエンとある一定までの仲直りを成し遂げたメランは、ある考えを発表しました。
メ「ねえママ、高校生になったら一人で暮らしてもいいんだよね?」
ユ「うん、まあ。そういうことになってるけど?」
メ「私この家出ていい?」
ユ「え? なんで?」
メ「グエンとは仲直りしたけど、それで終わりじゃないだろうし。私らちょっと離れたほうがいいと思んだよね。こないだ会わないで過ごしたらどうでもよくなったのと同じで」
ト「メラン義姉ちゃんが出てくのー?」
メ「うん。私はママがいなくても生きてけるもんね」
メ「てことで、私もうちょっとしたらいなくなるから、ママたちを宜しくね?」
グ「はいはい。清々するわあんたがいなくなったら」
メ「言ってろ。その内寂しくなるって」
グ「それは一人になるあんたのほうでしょうが」
この子たちが子供でいられるのも、あと一週間。
年は越しましたし、学生にもなる。
タイミングとしては丁度良いと思うのです。
翌朝。
今までのギスギスが嘘のよう。
あのメランとグエンが同じ場で長時間普通に交流しています。
二人きりでもこう。
感情爆発はどこへやら。
いつまでも仲間
さて、メランはローズの家を離れることになりました。
それにあたり、主役の座も青薔薇ちゃんからメランに移そうと思います。
すなわち青薔薇ちゃんの物語が終わるということ。
別にそれで死ぬわけではありませんが、我々がこのミッド・ノーウェアを離れる前に、青薔薇ちゃんには友達との時を楽しんでもらいましょう。
ほら、ソフィアから呼び出しですよ。
青「ソフィア~聞いてよ~、うちの娘が独り立ちするって言い出しちゃったの」
ソ「へえ、もうそんな歳なの」
青「みたいなのよ、いや早いもんだからびっくりしちゃった」
ソ「寂しいんじゃない?」
青「ん? いやああの子はどうだろうなあ」
ソ「いやいや娘ちゃんじゃなくって」
青「ほえ?」
ベ「あら、子育てが落ち着いたのねブラウさん。またこんなところで会えるなんて」
青「クラブ仲間に呼ばれたらいつでも来ますよ。……んにゃ、やっぱり落ち着きました」
ベ「良かったわねえ。この調子でもう一人いってみない?」
青「いやもう作っといてなんですけど流石に勘弁したいです……」
ベ「冗談よ~冗談」
青「そういえば五人目産まれたんですよね? おめでとうございます」
ベ「ありがとう~! この調子ならまだいけるわ!」
青「いやたくましいな……」
青「パパパパパカアもおめでとう! 娘ちゃん可愛い?」
パ「そりゃあもうほっぺた溶けそうなくらい」
青「え? 食べたの?」
パ「食べないよ」
青「食べないんだ」
パ「……。今度またユキちゃんとうち来てよ。すっごく可愛いから見せてあげる」
青「そうねえまた今度ね」
青「あれーアンタホワキンじゃん! 久し振り!」
ホ「もしかして青薔薇かー? まだ萎びてなかったのか!」
青「私が萎びる時はアンタも一緒だよ」
ホ「よしてくれ俺はまだ若いよ」
青「ハリー楽しんでる~?」
ハ「ああそりゃあもう! さっきソフィアとダンス対決したんだよ」
青「そうなの? どっちが勝った?」
ハ「わかんない。ダンスバトルって何すれば勝ちなの?」
青「私もわかんない」
ハ「なんだそりゃ」
青「うんじゃホワキン、久し振りに私とダンスバトルしよっか?」
ホ「大丈夫かよ脚ちゃんと動く?」
青「私は大丈夫。若いから」
ホ「お、じゃあ今日も俺の勝ちだな。若さじゃ俺のほうが上だ」
青「どうよ、上手いもんでしょ?」
ホ「あァ!? 随分キレッキレじゃんか。初めて見たダンスが嘘みてえだ」
青「言ったでしょ若いって」
ホ「だったら俺だって負けて――ってオイどこ行くんだよ!?」
青「ごめーんキャンディーに呼ばれたー」
ホ「ひどない!?」
キ「新年おめでとう青薔薇ちゃん」
青「あそっかそういえば明けたんだっけ。おめでとうキャンディー」
キ「どう? 楽しい?」
青「ん? 何が?」
キ「今この場よ~友達いっぱいっていいでしょ?」
青「すっっっごくイイ!」
そんな一晩。
この後日付が変わる頃まで、青薔薇ちゃんは楽しく踊りまくりました。
ローズ魂 継承
これさえできれば生きていける
嘗てここへ引っ越してきた頃、貧乏だった青薔薇ちゃんは釣りをしてお金を稼ぎました。
やはり釣りの仕方は覚えておいて損は無いでしょうということで、彼女がこの地を去る前に、青薔薇ちゃんはメランに釣りを教えることにしました。
何か釣れるかな~。
お! 釣れました! 金魚です!
やっぱり最初は金魚なんですねみんな。
去り行く貴女に
折角主役交代するということで、青薔薇ちゃんにフラワーアレンジメントを作らせます。
今回使用するのはクロッカス。
門出の花言葉で調べたら出てきました。
おー今回は「すばらしい!」傑作ができましたよ。
では香りをつけましょう。
はい、今回も永遠の香りを付けました。
このタイミングで過去最高傑作ができるなんて縁起が良いですね。
ではこれを後でメランにプレゼントしましょう。
子供時代の終わり
双子の誕生日がやってきました。
この時をもってこの二人の子供姿は見納めとなります。
この状態も可愛いのですが、成長させましょうね。
では、まずはメランから。
フウウゥゥゥーーーーーーッ!!
すげえ顔。
無事ティーンに成長しました。
続いてグエンも。
成長したメランはこんな感じです。
成長時の髪の長さはそのまま(ロング)、基本の色も弄らず、その上から色が乗っているタイプの髪を選択しました。
ちょっと雰囲気変わりすぎちゃったかな……?
テーマカラーは成長前と変わらず黒と赤。
願望は、「エクストリームスポーツ愛好家」、特質には「陽気」と「高基礎代謝」が追加されます。
陽気な意地悪。人間としては楽しそうではあります。
今後若者になった際付くことになる三つ目の特質次第ではコメディアンとかに向いてそうな感じ。
続きましてグエン。
成長前の髪型では青い髪留めが印象にあったので、少しグレードアップさせて花の髪飾りが付いたものを選択。
願望は「ルネッサンスシム」、追加特質は「悪人」と「早分かり」です。
双子が揃って二面性のある特質構成(意地悪or悪人/陽気or外交的)を持つに至りました。
グエンは犯罪者キャリアとかに進んでも活き活きしてられそうでちょっと心配です。
黒薔薇ちゃん
「「誕生日おめでとう~!!」」
うわ遂に愛情を込めたハグまでしましたよこの二人。
急に距離詰め過ぎて逆に引くわ。
グ「なんかさ~前から思ってたんだけど、私ら全然似てなくない?」
メ「そう? 一回ハゲにしてみたら案外似てるかもよ?」
グ「やーよそんなことのためにハゲになる覚悟無いわ」
メ「じゃ同じ髪型にしてみる? 似てるよあたしたち」
グ「うっそだあ。トニーどう思う?」
ト「私よりは似てると思うよ」
メ「そりゃあね。うん」
青「はい、メラン。門出祝いにお花あげる」
メ「え~? 花なんて何の役にも――」
メ「うわでもこれすっごい綺麗! さっすがママ! ありがとう向こうに着いたら飾っとくね!」
青「達者でやんのよ、黒薔薇ちゃん」
メ「え、そのあだ名って襲名制だったの?」
青「私はそのつもり」
これを以て主役の完全交代が完了し、以降メランは二代目主人公・黒薔薇ちゃんとして生きていくことになります。
青薔薇ちゃん今までお疲れ様!
そして黒薔薇ちゃん、新天地でも頑張ってください!
木漏れ日が降るあの山へ
青「気を付けて行ってらっしゃい」
ユ「私らのこと忘れないでよ?」
黒「分かってるわかってる。大丈夫、皆の誕生日には駆けつけるから」
ユ「絶対よ~? もう二度と会えないなんてママ嫌だから」
黒「心配しないでよ。そっちも干からびないで元気でね?」
青「ねえ私が干からびるとか萎びるとかって皆そんなに気になるもんなの?」
ト「何の話?」
グ「さあ?」
青「……で、引っ越し先は決まってるの? どこ行くの?」
黒「そりゃあ勿論、」
黒「コモレビ山でしょ」
かくして、黒薔薇ちゃんことローズ・メランは、生まれ育ったウィンデンバーグを去り、最近シムたちの間で注目され始めた新天地・コモレビ山へ向かいました。
これにて双子編終了です。
冒頭にも書きました通り、続く黒薔薇編の総集編については少し考えるつもりです。
もしやるのであれば、そうですねえ青薔薇ちゃんとトニーの誕生日前後で分けて二つ書くことになると思います。
20210306追記:おっと忘れていました。
こちら双子編のシム一覧で御座います。
ジェラルディーンの横一列が四人も増え、ソフィアの妹たちも載ったので結構賑やかになりましたね。
この中には総集編に出てきていないシムもいますが、そちらは本編でお確かめ下さいということで。
しかしまあ……青薔薇編と違ってローズ家で撮ったスクショばっかりになった辺り、結構受け身な生活になったんだなって改めて実感します。
二十四枚中半分の十二枚がミッド・ノーウェアでの写真ですからね。
更に十枚が建物内。
それでは、今はとにかく早くPCが復旧できることを信じて。
またお会いしましょう。
スォスォ。(不自然に手を腿に充てて腰を引きながら滑らかにお辞儀するモーション)
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なし
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